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愛犬とお別れしたら…
今日でちょうど1週間。
大切な家族を亡くしました。
心臓に腫瘍を抱え、余命数ヶ月と言われていましたが、
そこから本人の生きる気持ちと周りのフォローもあって1年半生きることが出来ました。
最後は拙いながらも介助が出来た事、その瞬間の一つ一つは愛しいなぁと思う事ばかりでした。
申し訳ないな、と思ったのは何度か楽になりたい瞬間があっただろうに私が
戻ってこーーーーい!
と呼び戻してしまった事。
答えてくれてからは、生きる気持ちを見せてくれていました。
お別れの前日から呼吸が辛そうな時は何度かありましたが、
最期の直前まで私の作ったごはんを介助されながら食べ、水を自分から飲んで、自分で歩いてオシッコシートまで行ってオシッコをしていました。
いつもの定位置に戻りワンワンと吠えた後、
私のそばにきて 逝きます!
と教えてくれたのでそのまま抱きしめました。
本当に一緒にいられた時間は幸せでした。
楽しかった事ばかり思い出します。
一緒にもぐもぐ動物病院で働けなかったのは残念ですが、ちゃんとロゴマークにもいるし、いないわけではないなと。
看板犬のままです。
きっと動物病院でご家族の闘病生活に悩まれる方、亡くされる方と出会う機会も多くなると思います。
私が経験してきた全てが飼主さんと同じとは限りませんが、同じ葛藤や不安はわかります。
世界に一匹しかいない我が子の治療について、生活について飼主さんとしっかり考えていける病院にしようと思います。
我慢せず言葉に出すんです。
涙として出すんです。
私の場合は葬儀時には涙は枯れてでませんでしたが、その代わり笑顔でお別れする事が出来ました。
同じ犬種の子を見かけると、天国で何してるかな、元気かな〜と思い出します。
またどこかで出逢いたいし、また別の子と出逢って幸せにしたいされたいとも思えます。
本当にありがとう、みそ!